中の人はただいま療養中です、ご迷惑をおかけいたしますm(_ _"m)
映画「駆込み女と駆出し男」は笑って泣けるヒューマンドラマ!すんごいオススメです。

映画「駆込み女と駆出し男」は笑って泣けるヒューマンドラマ!すんごいオススメです。

2015/05/16
スポンサーリンク

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男

大泉洋, 戸田恵梨香, 満島ひかり, 樹木希林, 堤真一, 山﨑努, 内山理名, 陽月華, キムラ緑子, 木場勝己, 神野三鈴, 武田真治
Amazonの情報を掲載しています

駆込み女と駆出し男のあらすじと感想以前シネマズby松竹で試写会にお邪魔して一足先に見てきたのですが、最高に面白い!!!

私の中では、かなり上位に食い込んだ!!!というレベルで好きです。

いよいよ本日2015年5月16日公開なので、ちょっとご紹介してみますヾ(*´∀`*)ノ

あらすじと登場人物

kakekomi-movie[1]

via 109CINEMAS

まずは超重要な「駆け込み寺」について。

縁切り寺・駆け込み寺

江戸時代は夫から離縁状の提出が無い限り離婚出来ず、また滅多なことでは離婚出来なかった。

どうしても妻側から離婚したい場合に江戸幕府公認のお寺に駆け込み、最初の示談で解決しない場合は妻は足掛け3年、寺に入りで過ごすこととなる。このお寺のことを縁切り寺や駆け込み寺と言う。

舞台は鎌倉の東慶寺で、駆け込み女はすぐに寺へ入るのではなく、まずは御用宿で聞き取り調査や関係者への連絡と示談の持ちかけを行い、話し合い、まとまらないと寺へ入るという流れだった。

ゆるい「駆込み女と駆出し男」のあらすじ

kakekomi-movie[2]

via 公式『駆込み女と駆出し男』

御用宿・柏屋に、働き者の鉄練り「じょご」(戸田恵梨香)と、豪商の愛人「お吟」(満島ひかり)が駆け込むため訪ねてくる。

じょごは、働かず浮気ばかりの旦那に罵られ、死ぬか・駆け込むか悩み、導かれるように駆け込み寺へ向う。

道中ケガをしていたお吟に会い、気の優しいじょごはお吟を連れ二人は無事「駆け込み成就」となる。

二人のたどり着いた御用宿・柏屋には男のような名前の女主人・源兵衛(樹木希林)や源兵衛の甥で二人と同日に到着した居候の“戯作者志望で医者見習い”の駆け出し男・信次郎(大泉洋)など、個性豊かではあるが傷ついた女性の味方をしてくれる男女のメンバーが居た。

2人の夫は当然離縁に同意することはなく、じょごとお吟は男子禁制の寺へ入ることとなる。しかしお吟が体調を崩したため信次郎は度々寺へ向かうこととなり、寺の中のゴタゴタにも巻き込まれてしまう。


kakekomi-movie[3]

via 公式『駆込み女と駆出し男』

じょごは、柏屋の面々や寺の人々、お吟との触れ合いで、どんどん成長していく。

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男

大泉洋, 戸田恵梨香, 満島ひかり, 樹木希林, 堤真一, 山﨑努, 内山理名, 陽月華, キムラ緑子, 木場勝己, 神野三鈴, 武田真治
Amazonの情報を掲載しています

ゆるい「駆込み女と駆出し男」の感想

もの凄く好き!大好き!この映画、ジャンルは何なんでしょう・・・・?ラブコメとも違うし、あえていうならヒューマンドラマ??

時代劇なんですけど、どの年代が見ても楽しめるんじゃないかしら(*´ω`*)

時代劇のコダワリ


kakekomi-movie

via 公式『駆込み女と駆出し男』

例えばカツラの色であるとか、ちょんまげの大きさであるとか、そういう部分はしっかり時代背景に合わせているそうです。このボーダーの着物カワイイですよね!縦縞はよく見るけど、横は知らなくてビックリしましたw

ちゃんと所作から言葉遣い、服装まで全部違うのが凄く面白くて!


kakekomi-movie[4]

via 公式『駆込み女と駆出し男』

お吟は眉なしお歯黒で言葉遣いや仕草も色っぽいし、じょごは職人らしい服装で方言を使っています。

映画🎥を見た人がみんな使いたくなる「べったべった だんだん(いつも いつも ありがとう)」は出雲弁だそうです。

何言ってるんだか分からないところが結構あるんですけど、テンポがとても良く「どういう意味かな?」って思っていると笑いのシーンが差し込まれるなど、置いてきぼりにならずに見ていられました(*´ω`*)

文房具好きとして気になってしょうがなかったのは、信次郎とじょごが持っていた「持ち運び用の筆」ね!

矢立っていうっぽいんですけど、なんかカワイイので、凄く欲しくなりましたw

特にこのシーンが忘れられないほど好き!


この映画、自然の映像や街並みとかも凄くキレイで、全編通して大好きです!もう始まりのタイポグラフィからして超オシャレなんですよ!

監督の作った予告の映像イメージです!

が、すごく好きなシーンを2つだけ書かせてください!

重蔵VS信次郎の川柳対決が小粋なMCバトルのよう!!

連歌のように川柳で会話する重蔵(武田真治)と信次郎の嫌味の言い合いは、面白かったのもあるし、頭の回転早すぎだし、普通のRAPバトルでは有り得ない言葉のきれいさで、私はもう釘付けでした!

そこだけ切り取ってYoutubeにアップしてもらいたい程ですw

ここ以外にも信次郎さんの言い回しはいつも「素敵」だったりします(*´ω`*)

見てるこっちが幸せになるキスシーンがある!!!

最高に爽やかで最高にかわいいキスシーンがあります。

私これベストかもしれないです。すごくかわいかった。かわいいぃぃぃ!!

これは知らないで見た方が絶対にキュンキュンすること間違いなしなので、細かいことは何も言いませんw楽しみにしておいてくださいw

最後に

ハッピーエンド大好きな私はご多聞に漏れず沢山泣いて、沢山笑いました。

近くに居すぎて傷つけあうしか出来なかった二人が離れて新たな世界を見ることで成長したり、二人にしか分からない言葉でお互いを想いあう二人が居たり。傷つけることでしか愛することの出来なかった不器用な男とか。

色んな夫婦が出てきますが、シリアスな場面とコミカルな場面のバランスが最高に良い映画です!!

後キャストが良いですよね。脇役の人達のマジさとコミカルさも丁度良いw

間違いなくもう1回見に行きます(∩´∀`)∩物凄くオススメです!!

●追記:DVDとBlu-rayが発売されました(‘ω’)ノ