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片品村の名産品を使ったメニューを試食!食のワークショップ2回目はプロのシェフもうなる料理が沢山♪

片品村の名産品を使ったメニューを試食!食のワークショップ2回目はプロのシェフもうなる料理が沢山♪

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gunma-workshop-katashinaOZE FOOD VILLAGE part 2は前回各チームで考えたメニューを実際に試作していただき、みんなで試食しました。

その場で作る時間がなかったのでワークショップ参加者の皆さんが事前に作って持ってきてくださって私たちは美味しくいただくだけで大変ありがたすぎる第2回でした!

始まる前に片品村で採れたトウモロコシを分けていただいたのですが、ビックリするほど甘くて味が濃い!片品村の野菜が美味しいのは本当ですね(*‘∀‘)✨

どのチームのお料理も最高に美味しかったです(*’ω’*)

1チーム目:片品トマトと大白大豆のトマトソースやディップ

gunma-workshop-katashina[3]夏や秋にとれた旬の片品産のトマトを1年中提供できるものとして考えたときに色んなアレンジが効いた方が良いということで発案されたそうです。

大白大豆(おおじろだいず)のお味噌を使ったトマトソースは大豆の香りがしますが食べるとトマトの味が強く、ピザソースにしたり、ディップにして食べると凄く美味しい!

このソース一瓶1500円くらいで売って欲しい!

トマトソースはトマトと大白大豆味噌を混ぜるだけ!

gunma-workshop-katashina[5]素材のトマト自体が美味しいのでそれしかしていないのに本当に香りが良くて美味しくなったそうです。

ベースにニンニクなどを加えずにシンプルにした事で、お出汁を加えてトマト鍋やミネストローネなど洋食だけでなく和食にもとても合うのでは、と考えたそうです。

ディップも凄くおいしい!

gunma-workshop-katashina[4]ディップはミートソースになっているんですが、トマトソースにニンニクで炒めた豚ひき肉を混ぜ合わせたそうです!

この花のように開いているレタスですが、このレタスも最高においしい!旬だともっと美味しいそうなんですが、東京の私からすると失神しそうなくらい美味しそうに思いましたw

大量に発生する美味しいクズトマトを有効活用できるアイディア

gunma-workshop-katashina[6]どこの家でも頂きもののクズのトマトが大量にあり、水煮や湯剥、トマトソースにして冷凍するけど使い切れずに翌年が来る、という片品村ならではアイディアです。
※大白大豆の味噌は”かたしなや”で3~4種類売っているので本当にお手軽!

タコスとかブリトーにしても美味しそうだし、タコライスもよさそうという意見もありました。

町田シェフより「ピザやピザまんにも良さそう!」の声

gunma-workshop-katashina[20]フレンチの世界で味の構成要素は3つあり、それは「酸味・うま味・油脂」なんだとか。

このソースはトマトに酸味とうま味、お味噌にうま味がつまっているので、オリーブオイルや特産のえごま油、チーズなどを組み合わせるとバランスがばっちりハマるとのこと。

例1>ハーブのマルゲリータ🌼
「このソースでマルゲリータピザ+ハーブガーデンのハーブをワサッと乗せる!」

見た目も斬新、食べると味噌とトマト味で二度ビックリの美味しいピザや、ピザまんにするのも良いかも!という提案がありました。

例2>味噌味のトマトソースでピザまん🐖
「ピザまんは残った場合は揚げてカレーパンみたいに!」

食べ歩きしやすい花豆ソフトの対抗商品になりそうですね✨

しかし何といってもシャープな酸味もある片品村の美味しいトマトだからこそ大白大豆の強い味噌に負けないとのことでした(‘ω’)ノ

2チーム目:舞茸ご飯・しそジュース・トマトかつ・豆サラダ

2チーム目は片品は野菜や豆など特産が豊富なため、一年中提供できるものにこだわるより四季折々のメニューを用意するのはどうか?という提案がありました。

片品といったら「舞茸ごはん」

存じ上げなかったのですが片品といったら舞茸なんだそうです。あと群馬はもち米が有名だそう。

かたしなやで販売している“おこわ”を炊く方が作ってくれた舞茸ご飯。本当に最高です!!良い硬さで味付けも丁度良くて永遠に食べられそうなご飯でした。

片品の豆が集合した豆サラダ!

gunma-workshop-katashina[10]片品は雪が多く野菜が採れない冬でも豆が非常に種類豊富で美味しくいただけるんだそう。

「アカギ・ひたし豆・クワノキブロ(桑の木豆?)・鞍掛(くらかけ)豆・黒大豆・とら豆」など片品村でとれたお豆がたくさん入っていて、ホクホクの豆とシャキシャキりんご、ポリッとした歯ごたえの生で食べられるカボチャ“コリンキー”が彩りを添えています。

考案した方は『体に良い健康的なもの』を重視して作ったサラダだそうです。

ささげや花豆なども入れて片品のお豆をたくさん入れたいと仰っていましたが、目にも楽しい名物サラダになりそうですね✨

お次は大白大豆の豆乳+しそジュース

gunma-workshop-katashina[11]ヨーグルトっぽい感じで美味しい!しそだけどブルーベリーヨーグルトみたいな感じでデザートにもオヤツにも良さそうです(*’ω’*)

このしそジュースも手作りで「水+赤シソ+氷砂糖+りんご酢」から出来ているそう。りんご酢が入っているため豆乳がヨーグルトのようにドロッととろみがつきます。

<動画が入ります>

この豆乳が「豆腐の味」がする!ってくらい濃厚なのですが、しそジュースに合わせると全然平気でした(*‘∀‘)♪美味しく飲めちゃいます♪

『せっつぇば工房』さんの『水芭蕉のつめっこ』と味噌の餅

gunma-workshop-katashina[12]春先しか水芭蕉が見られないため、年中楽しめるように冷凍も出来るこの「つめっこ」にトッピングしているんだとか。せっつぇば工房さんは地元主婦の有志で構成されているそうです。
※つめっこは「すいとん」みたいなものだそうです。

gunma-workshop-katashina[14]また片品は餅を味噌で焼いて食べるんだそうで、お餅を持ってきてくださったので、ちょっと甘めな味噌を塗っていただきました。

焼きまんじゅうとかもこんな感じらしいと聞いて群馬の有名な焼きまんじゅう未体験のわたし、とっても気になりました(*‘ω‘ *)

最後はトマトカツ!

gunma-workshop-katashina[9]ヘルスツーリズムという健康診断をしながら健康に良いメニューを提案している団体さん考案のメニューだそうですが、プチトマトに豚肉を巻いてかつにしています。

見た目もカワイイ一品ですよね。

旬な味の濃い野菜を堪能できるメニューならリピーターが増えそう!

メニューがどんどん変われば「毎年行こう」ではなくて、連休の度に「温泉がてら行ってみよう」になるかも知れないですよね!

こちらもまた、一品出るたびに会場中から「おいしい~!」の声が聞こえるメニューでした。

3チーム目:カレープレート+花豆チョコレート

最後のチームはカレーが3種類楽しめる本格的な味のカレープレートと花豆のチョコレート、バターナッツカボチャのポタージュでした。

こういっては何ですが地方の名物料理って“和”なイメージがありますが、完全に今の若い人でも喜んでしまうメニューですよね!新しいですな✨

3種のカレー

gunma-workshop-katashina[16]・バタービーンズカレー
・トマトカレー
トマトシチューのレシピにカレー粉を足してみたそうです。
・大根のキーマカレー

カレー粉を入れすぎたとおっしゃっていましたが、スパイシーで美味しかったです!

また、リンゴを豚肉で巻いたカツもトッピング。大根のピクルスも凄く良いアクセントになっていました♪

ごはんは”ひたし豆”が入っていて辛いカレーにホクホク豆とごはんが丁度良かったです( *´艸`)

『まるごと大根なカレープレート』の提案も。

gunma-workshop-katashina[13]片品は大根も美味しいものが採れるとのことで、大根入りのキーマカレーです。(本当に美味しいんですよ!)

賽の目にして入れるメニューが多いのですが、柔らかく煮た大根をくりぬいて器にし崩しながら食べ、ご飯も大根の葉入り、ピクルスも大根と“大根まるごと”のカレープレートです。

見た目も面白いし、味はもちろん美味しいので凄く良いアイディアですよね✨

ちなみに前回のワークショップでも「本格的なカレーが売っているレストランがない」という意見がありましたし、味が濃い野菜の宝庫である片品村には、カレーはとっても相性が良いのかも知れないですね

花豆のトリュフ(ココア・いぐさ・黄な粉)

gunma-workshop-katashina[15]片品土産として花豆の甘納豆が大変人気なのでそれを越えたいと考案されたそうです(*‘∀‘)

ちなみに”いぐさ”はエゴマのことなんですって。

花豆はウィスキーで煮てあるのですが、日本酒やラム酒でも美味しいのでは、と言ってました。

これ本当に美味しい!!見た目も面白い!町田シェフも大絶賛でした(*’ω’*)

なお似たもので花豆ショコラというのが冬季限定で発売されるそうです。

ちょっとチェックしてみたのですが、大体が花豆の甘納豆をチョコでコーティングしているみたいなので、こっちの花豆のトリュフをぜひとも商品化してもらいたいなぁって思いました!

最高に美味しかったです!

バターナッツカボチャのスープ

町田シェフのお店でも出していたことがあるというくらいバターナッツカボチャのポタージュはクリーミーで美味しく仕上がるんだとか。確かになめらかで美味しかった!

かたしなやに行ったとき思ったんですが、片品村はかぼちゃも物凄い種類が採れるみたいで面白いです(*’ω’*)

町田シェフのデモンストレーションでカレーを学ぶ!

gunma-workshop-katashina[2]超豪華なんですがプロのシェフのカレーが学べる時間がありました(*’ω’*)

町田シェフは料理教室なんかもやっていらっしゃるそうなので、ご興味ある方はtunAgu株式会社のサイトをご覧になってみてはいかが?

余談ですが、この会社名の“tunAgu”は海外や日本関わらず地域であったり人と人を“つなぐ”というところから来ているそうでステキだなって思いました。

埼玉県の上尾にある“上尾ごはん”も最高に美味しそうです。

お豆とトマトを生かすインドカレー

gunma-workshop-katashina[21]外から見た片品のイメージで作ってみた“お豆とトマトを生かすインドカレー”を考案してくださいました。

スパイス以外は全て片品で手に入れることが出来るんだそうですよ!
全部書いてしまうとお料理教室の楽しみがなくなってしまうと思いますのでポイントだけ抜粋しようと思います。

『インド流のスパイスの扱い方3つ』

シェフがインド人のお友達から教えてもらった『インド流のスパイスの扱い方3つ』を伝授してくださいました!

gunma-workshop-katashina[18]1.ホールスパイス(油に香りを移す)
サラダ油にカルダモン・クローブ・クミン・ローリエをそのままの形で香りを移していく。
(バチバチバチっと音が鳴るのは温度が高すぎるのでチリチリチリくらいのイメージの温度)
ニンニクと生姜は丸に近い形でスパイスと一緒に香りを移しても良いが、火の通りが入りにくいので心配であれば玉ねぎと一緒でOK。

gunma-workshop-katashina[19]2.パウダーのスパイス(味をつける)
クミン・コリアンダー・ターメリックをお好みだけども1:1:1でまず入れてみる。
ここまででもカレーのルーとして保管できるそう。冷凍もOKですって!

このあとトマトを入れてフードプロセッサーで入れるとインドカレーのベースであるカレーペーストになるんだとか。
豆の煮汁を入れて豆カレー、チキンを入れてチキンカレーなどバリエーションは豊富!

gunma-workshop-katashina[1]3.ガラムマサラ(出来上がったカレーに振る)
20種類くらいのスパイスを調合したスパイスミックスを最後に振ると一気に本格的な感じに!

スパイスの使い方や火の入れる順番など知らないことが沢山あったので大変勉強になりました(*’ω’*)

凄く美味しかったので、大量に作ったカレーペーストは皆さん持って帰って売り切れとなっておりました✨

ワークショップは予想以上の大成功!形になるかも?

あまりに美味しかったので2016年はレストランが出来るかも?

通年で食べられるのも良いけど、それぞれの季節に旬の美味しいものが沢山あることが分かり、どれも最高に美味しかったのでレストラン作ってしまおう!という話も出ていました。

ひとまず屋台ワゴンカーが始動しているようですが、ぜひともレストランで食べたいですね(*‘∀‘)

私もお客さんで食べに行きたいなぁって思いました( *´艸`)

ちょいちょい群馬県や片品村の情報を発信していきます!

実はネタをかなり溜め込んでいるので、教えてもらった魅力を少しでもお伝えできればなって思っています(*’ω’*)✨

すっかりぐんまちゃんグッズを買いこむなど、群馬の事も好きになってしまっています。それではまた~✨