猫や犬が見当たらない、鍵をどのカバンに入れたか忘れた、スマホがどこかに居るけど見つからない。
様々なシチュエーションで大事なものを探しているウッカリ仲間の皆さんこんにちは!
幼いころからウッカリし続け早数十年のじぇみ じぇみ子です。
探し物をしない日はないほどウッカリしている私ですが、そんな私にピッタリで、しかもカワイイ商品を作った人にインタビュー出来ると聞いて行ってきました(*’ω’*)
まるで香水のボトルやアクセサリーのようにオシャレな見た目なのに衝撃的に便利なシステムでした(‘ω’)ノ♪
ちなみに改良型の新シリーズ「Wistiki by Starck(ウィスティキ バイ スタルク)」はココで買えます!↓↓
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目次
おフランス生まれ、おフランス育ちのWistiki(ウィスティキ)
まずWistiki(ウィスティキ)という名前についてですが、これは初めて開発した商品の名前かつ会社名であり、会社を創設した3兄弟の飼っている猫の名前だそうです。
製品がおフランス生まれ・おフランス育ちなだけでなく三兄弟も生粋のパリっ子なんですって!
Wisitiki社が生まれたきっかけ
Wistiki社は、今回来日してインタビューに答えてくださったBruno Lussato(ブリュノ・リュサト)さん、そしてブリュノさんの弟であるThéo(テオ)さん、Hugo(ユーゴ)さんの3兄弟が経営するフランスのスタートアップ企業だそうです。
なぜ飼い猫の名前が会社名になっているかというと、会社をつくるきっかけとなった製品「Wisitiki」が生まれたキッカケがこの猫🐈のWistikiなんだとか。(ややこしい
2013年クラウドファンディングでフランス史上最高額に到達
平均で毎月1人1時間半もの時間を探し物に費やしていると言われているそうですが、リュサト三兄弟も例にもれず探し物に悩まされる日々だったとか。
そこで“大切な物に付け、紛失時に音を鳴らして居場所が分かる便利なアクセサリー”というアイディアが生まれたけれど、どうやって世に出せば良いか、どのように販売すれば良いか分からなかったんだとか。
そして月日は流れ製品自体は出来てたが、資金がなく製造に入れなかった2013年。
コンセプトと商品を紹介しクラウドファンディングで資金調達をしてみたところ、同じように悩んでいる人が多かったのか、あっという間に歴代最高額に到達したそう。
フランスではクラウドファンディングが珍しかった時代ということもあり、当時はかなり話題になったんですって!
2014年11月に発売した初期モデルは2か月で5万個を売り上げ!
そうやって得た資金を元に製造し2014年11月にいよいよ発売となった初期モデルのWistikiは、わずか2か月で5万個を売り上げ、類似品の出回る今でも一番人気なんだとか。
リュサト三兄弟にとって市場のニーズが分かったことやメディアに話題にしてもらえたことなど、このクラウドファンディングの経験にとても勇気づけられたそうです。
それで3兄弟は会社や学校をやめ、Wistiki社をスタートしたんですって。
アメリカでも展開し見えてきた“強み”と“改良点”
なんと6倍の購入がありご本人達が一番ビックリされたそうなんですが、そのときにヨーロッパではさほど珍しくない“メイド イン フランス”が一つのブランドになることに気付いたそうです。
元々人気だったWisitikiですが実際に使い始めた人から徐々に「もっとこうして欲しい!」というフィードバックが寄せられ始めたそうです。
そして集まった意見に対しフットワーク軽く尽力されたのが今回の新バージョンなんだとか。
アメリカでの成功は「物が見つからない」という悩みが他の国でも同様であるという自信にもつながったそうです。
改良1:もっと美しくしてほしい→有名デザイナーに依頼
以前は白いタグでしたが(スポーティでわりとカワイイけども)、やはりキーホルダーのように身に着け毎日見るのであれば美しいデザインが良いということで新型は「スタイリッシュでアクセサリーみたいなのに高機能」を目指すことに。
かといって、まだ始まったばかりの会社ですからコネなども何もない状態です。
そんなWistiki社がなぜ有名デザイナーであるフィリップ・スタルクさんに箱まで含めて監修をお願いできたのか、それは三兄弟の熱のこもったe-mailがきっかけとのこと。
「当時は若くて知らなかった」と恥ずかしそうに語っていたブリュノさんですが、検索してウェブサイトからメールを送ってみたところ、ある日バーで飲んでいるときに非通知で電話があり出てみると何とスタルクさんで、プレゼンの機会をもらえたんだとか。
そして急いで向かいプレゼンしたところ、コンセプトなどを気に入ってもらえて協力を得られたそうです。
高級なアクセサリーが入っているかのような箱もオシャレ。プレゼント🎁にもとても良さそうですよね。
改良2:用途によって形を変えたい→3種類用意
初期型はわりと大き目のタグでしたが、お財布用・ペットなど用・その他に使えるようなデザインが登場。
どれも香水の瓶みたいでカワイイなぁと思ったのですが、上の色がついている部分は香水のキャップと同じ素材を使っていたり、わざとゴールドの中身が見えていたりというオシャレ具合。
個人的に丸いやつがとても欲しい!
ちなみにこのシリーズとは別に年末ごろ「小さな子供の大事なぬいぐるみや毛布につけておくような小さいタグ」が発売される予定とのことです( *´艸`)
改良3:基本スペックを上げてほしい→有効範囲とバッテリーもアップ
Bluetooth接続の距離は50mから100mにアップし、電池は約3年もちます。
防水性能も最高レベルで水深50mまでOKなのでダイビングをする方もそのまま持って入れるそう。
ちなみに理論上は10年沈めていても大丈夫で、実験では3年間水に沈めておいたwistikiも問題なく使えるんだそうですよ。
防水性能を保つため電池を替えられない代わりに、電池が切れたらwistiki社に送ると新しい商品をディスカウント価格で買えるようになるらしいです。こだわりのwistikiはきちんとリサイクルされるんですって。
3年とか使ったらさすがに見た目も汚れてくるだろうから新品になるの良いかもですよね♪
1日に3回鳴らすと想定して3年なので人によってバラつきがありそうとのことでした。
改良4:音が聞こえづらい→高齢の方も聞き取りやすい音へ
例えば一番大事な呼び出し音!
これが聞こえないと意味がないですが、おばあちゃんたちから「聞こえづらい~」というご意見があったんだとか!
ちなみに隣の部屋のカバンの底にあっても聞こえるよう改良したそうです。
※以下はVine動画です。音が自動で鳴らないように指定していますので、聞いてみたい方はサウンドONにしてみてくださいね。
存じ上げない方のvine動画ですが、旧版は普通の「ピピピ」という音でした。
それがとってもカワイイメロディに変わっています!
アラーム音って、ちょっとドキッとするものもありますが、これはカワイイですよね。
そしたらカワイイだけでなく色んな音階を使うことでお年寄りにも聞き取りやすくしたんだそうです!なるほどー!!すごい(*‘∀‘)✨
日本でも人気爆発中!?あっという間に目標の20倍達成!
ちなみにこの来日インタビューの後に商談があり、電気量販店などと交渉すると言っていましたが、そういった通常販売時の予定価格は約7000円だそうです。(フランスでは50ユーロ)
そのwistikiが現在日本でクラウドファンディング(資金集め)をしています。クラウドファンディングで色んな意見をもらって改良したら大々的に販売したいので気づいたことがあったら是非おしえて欲しいと仰っていました(‘ω’)ノ♪
そのためクラウドファンディングでは通常価格の半額以下で買え、申し込みは2016年5月2日23:59までとなっています。
※これから企画生産を行う製品ではないので、長方形の形の「voilà!(ヴォワラ)」については5月に皆の手元に届く予定です。
いろんなメディアに取り上げられたのと、クラウドファンディングであれば激安で買えることも相まって、3月1日から始まったのに開始3週間で目標の10倍である1000万円に到達し大人気!現時点では20倍の2000万円を超えています(゚д゚)!
ならば、ということで日本のクラウドファンディング最高額である4000万円を目指しているそうです(*’ω’*)
私も申し込む予定ですが、メダル型を2個にするか、3個セットにしようか迷っております(n*´ω`*n)そして何色にしようかなぁ♪
パリ土産をいただきました!!
余談ですがクラウドファンディングのサイトのアカウント名が“Lussato3兄弟”なのカワイイですよねw
(フランスではこういった兄弟で、しかも3兄弟が会社をやるのは大変珍しいらしい)
クラウドファンディングの掲載内容もそうですが、実際にお話を聞いているときも、とても柔らかい印象のブリュノさん。
しかし、かなりの行動力で有名デザイナーに熱いメールを送ってみたり、こうして見知らぬ土地でブロガーに声掛けてみたりと凄いです!
チョコレートとパリのカワイイマップのお土産もくださいました♥ありがとうございましたm(_ _”m)
どんなシチュエーションで使うのかとか詳しい商品性能については、また今度紹介します\\\└(‘ω’)┘////