体験会で一緒に置いてあった『Sphero SPRK+』が、お子様への知育玩具としても初めてのプログラミング学習としても最高によかったのでご紹介します!
茨城県古河市にある小学校でも取り入れたところ子供たちは大喜びで取り組んだそうです。このスフィロのボール型ロボットを取り入れたレッスンは世界で12,000校以上の学校に取り入れられているそうな。
今日はそんなアメリカで提唱されたSTEM(STEAM)方式の学習に使える学べるオモチャ『Sphero SPRK+』について語りたいと思います!!
この記事は毎日誰かがテーマに沿って記事を書く企画「アドベントカレンダー」の1つ「ガジェ獣 Advent Calendar 2016」の9日目です。
8日目はお友達のそふぁねさんが書いた電動歯ブラシはタイミングとか関係無しに今すぐ買うべきガジェット | ソファに寝ながら考えたでした。
目次
スフィロ社とは
Sphero(スフィロ)社はIan BernsteinさんとAdam Wilsonさんがアメリカのコロラド州ボルダーにて設立したスタートアップ企業です。
ボール型のロボットがスタートで、それまでiPhoneなどスマートフォンをエンジン(脳)としたロボットがなくしかもボール型でゴロゴロ転がるというアイディアが画期的で注目されたとか。
前回前々回で紹介したBB-8のロボットは、エピソード7公開前にBB-8のスケッチを見て「( ゚Д゚)!」と閃いたお二人がすぐに提案し開発されたんだとか。運命の出会いですね( *´艸`)
STEM(STEAM)教育とは?スフィロのSPRK+はバッチリ対応
STEMは国際的に用いられている教育分野で、Science, Technology, Engineering and Mathematicsのそれぞれの頭文字を合わせたものです。科学・工学・技術・数学を一緒に勉強するということですね。
それに対しSTEAMというのはそこにArt(芸術)の要素が加わったものです。
SPRK+はそこもバッチリ対応しています。
次の項目ではSphero SPRK+がどんなものかご紹介していきたいと思います。
Sphero SPRK+(スフィロ スパーク プラス)の特徴
通常のスフィロ社のその他のロボットと何が違うかと言いますと、このエディション自体が教育に活用してもらうために生まれているところです。同梱物もメモリのついたマスキングテープなどが入っています。
専用アプリを使えばSPRKシリーズ以外のBB-8などでも同じようにコントロール出来ますが、学習の観点から行くとこの透明ボディが重要!
SPRK(スパーク)の由来
SPRKの意味も「学校=School、親=Parents、ロボット=Robots、子ども=Kids」の頭文字で出来てます。
学校の先生・親子が協力してロボット工学を応用し、子どもの科学技術系の知識を養う教育プログラムとなっています。
専用アプリのダウンロード↓
まずはラジコンみたいに動かして観察!
アプリに従ってBluetoothで簡単接続!
透明ボディが基盤好きにたまりません。ボールをマジマジとみた動画もあります→Youtube(16秒)
透明ボディで無接点充電の本体は子供の「なんでだろう?」とか「中を見てみたい」欲を満たしてくれます。
アプリの中にラジコンのように白い円を指でなぞると動き、色も変更できます。手にもって見ているとかなり面白いです。
スマホやタブレットで簡単プログラミング!
プログラミングは物事の考え方の組み立てにも役に立つし、ITエンジニア養成のためにもプログラミング学習が必修化され始めているみたいですよね。
本来は専用の”言語”というものを使って機械に指令を出すプログラミングですが、専用アプリではある程度の動作や、衝突時のイベントなども登録されている「ブロックを組み合わせてプログラミングが出来る」状態になっています。
それだけでなくイベント時にランダムで演算し結果を元に動作を指定するなどプログラミングぽい(if文やfor文)ことも出来ます。
何言ってるかわかりにくいと思うのでまとめますと「こういう動きをロボットにさせるためのブロック」から「こうやって入力するともっと少ない数のブロックで動く」というまさにプログラミングの基礎が遊びながら学べるのです!
まったく分からない、苦手、という場合も見本のプログラミングコードをダウンロードして遊べます。
上の動画は「Fortune Teller」(占い)という公式のプログラムコードで、球を落とすとランダムで色と動きが変わります。これに赤だとラッキーとか好きに名付けて占いができるというゲームです。
このプログラミングコードは遊ぶだけでなくコピーして自分でいじったり、動きを追加させることも可能です。
さらに迷路などを作って動かしたり「正三角形の動きをさせるのはどうしたら良いか?」という問題などを実践して学びます。
数学的に考えると30cm動いて60°づつ回転していけばいいとなりますが、実際に動くときは床の状態であったりスピードであったりしてもう少し動かないとダメとか物理の世界も体感できます。
公式とか難しいことを考えずに、実践しながら学べるところが凄く良いですよね!!
防水で頑丈!!落としても大丈夫!
小学生(8歳以上推奨)でも使えて楽しく遊べるよう落としても平気だし、水たまりの中に侵入しても大丈夫な作りだそうです。
しかも衝突時に音を鳴らすとか方向を変えさせるなどもプログラミングもできるので子供の数だけ無限大に遊べます。
ARTで心豊かに!別売りのカバーでアイディア広がる!
ペイントするためのカバーや車型のカバーも販売しています。
ペイントするためのカバーはペンキをつけて歩かせて軌跡を見ることもできるしプログラミングした結果で絵を描くのも楽しそう。
お借りした車みたいなカバーはカポッとはめて遊ぶのはもちろん、まずLEGOがハマります。
好きなようにデコレーションしてオリジナルな車体に出来ます。
もう一つが後ろの部分を外してスマホが刺さること。5インチくらいまでは挟まります。
この状態で動画撮影をしながら動かすと思わぬ動画が撮れている!という楽しい学びも。
最近のスマホは画質キレイだし、これで何か映像作品を作ることもできそうです。
ちょっとお高いからグループ学習とかに良いのでは?
お値段をチェックしてみるとAmazonなどでは並行輸入品のみで、楽天だと2万円くらいですかね。
appleストアが今のところ国内最安で18000円ちょっとです。
→appleストア
もしBB-8のロボットやForceBandを持っている方であれば、公式アプリをダウンロードしてプログラミング体験をしてみるのも良いと思います!
長くなりましたが以上です!!