映画『オデッセイ』感想レビュー>”You just begin” ユーモアたっぷりの諦めない男を心の底から応援し勉強したくなる!

映画『オデッセイ』感想レビュー>”You just begin” ユーモアたっぷりの諦めない男を心の底から応援し勉強したくなる!

2016/02/05
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themartian-eyecatch2月5日(金)全国公開のマット・デイモン主演『オデッセイ』を観てきました。一部劇場(と言ってもかなり多い)では3D限定で前夜祭として2月4日の夕方から上映開始(*’ω’*)

ずっと楽しみにしていたので辛抱たまらず見てしまいました(‘ω’)ノ♪

一言で言うと『泣くし笑うしタメになるし最高すぎる』です!ぜひ映画館で見てみてください!

※大きなネタバレなし

オデッセイ(原題:The Martian)あらすじ

ちなみにこの映画はあまり飛び出すのではなく奥行きがある方に3Dを使っていますが、その距離感が宇宙や火星の壮大さを感じられるので3Dオススメだと思いました( *´艸`)

画面の明るさ的に暗いシーンもあったし、宇宙キレイだったから次はIMAXで見てみたいなぁ~✨

『オデッセイ』は悲壮感のない技術系サバイバルムービー

映画オデッセイ クルーの画像
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

NASAの火星探索チームが火星にて調査活動中、予測より酷い砂嵐が来たため任務を切りあげ急いで母船に戻ろうとしていた。ほんの1m先も見えないような視界の悪さの中、クルーの一人マーク・ワトニーに大きな破片がぶつかり飛ばされてしまった。

彼らの宇宙服にはバイタルをチェックする機能がついていたが反応がなく、呼びかけにも応答がない。キャプテンは探そうとしたが他のクルーも危険にさらす状態だったため諦めて母船へ帰還した。

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(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

しかしマーク・ワトニーは生きていた。負傷して気を失っていたが奇跡的に一命を取り止めたのだった。通信手段もなく火星にひとり取り残されたマークの元には約1か月分の食料。だが次に火星へNASAのクルーが訪れるのは最短で4年後だった。

圧倒的な絶望の中、彼の選んだ行動は…

私の『オデッセイ』の感想

登場人物のほぼ全員が善人で科学者です。あまり縛られていませんし、気持ち良いくらい”さすが科学者”といった感じで事実を基に判断していて凄く好きでした。感動系の予告にしていますが、そういう感じではないです。

感動するし泣くんだけど!そこは間違いないんだけど!

ポジティブな天才は何にも勝るなって思いましたね。はぁ、本当よかった!

分からない言葉が多いけど全く気にならないほど面白い

(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

NASAなので超ハイクラスな理系の皆さんの集まりな訳ですが、事実を曲げて分かりやすい言葉で表現するのではなく「現場ってこんな感じかな?」という位に専門的な言葉が飛び交います。

字幕で鑑賞した為なおさら「今なんて言ったの?」となりがちですが、そんなことは気にならないくらい何となく何してるか分かるし面白かったですw

あとこれ何回も見たらサバイバル生活に役立ちます!?(そんな装備品は普通ないですがw)

オデッセイを見たあと諸々を知りたくなって調べる人も多そうな気がしますw子供とかに見せても凄く良いんじゃないかしら(*‘∀‘)未来の植物学者や宇宙飛行士が増えるのでは!

マーク・ワトニーの考え方と行動が最高すぎる

(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

ポジティブとか最高に明るいというワケではないんですけど、とにかく計算して行動してみるワトニーさん。すごいなぁって思って観ていました。発想力もスゴイし度胸もスゴイ。

そして感謝は忘れないのに事実を受け止め他人を責めたりしないのも素晴らしい。笑顔もカッコイイし心の底から応援してしまいますよね|д゚)

『オデッセイ』と原題『The Martian』のタイトルの話

火星の人
ちなみにMartianは直訳すると火星人ですが、原作である同名の小説は『火星の人』と訳されています。

最初は邦題どうなの?と思ったんですが、火星がMarsと知っていてもMartianだと分からないし、読みが”マーシャン”なので「まーちゃん、まーしゃん見に行こう」的な感じになるなと妄想しました。

lgf01a201306282100ではオデッセイってどういう意味なのかというと、古代ギリシアの叙事詩から転じて”長期の旅行”とか”知的探求”とかの意味があるそうです。また火星の放射線環境などの調査のためにNASAが2001年4月に打ち上げた周回探査機がオデッセイという名前だそうな。(正式名はthe 2001 Mars Odyssey)

えっオデッセイって名前ピッタリじゃん!と驚きましたがコレ皆知ってるの?という気持ちは否めませんw

普通に考えると日本ではやっぱり車が強いかなぁと思ったんですが、オデッセイと言えば”映画”に変わるんじゃない!?というレベルで傑作に思いました!もう1回見ておきたいなぁ(*’ω’*)♪

最後に:原作の小説も読もうって思いました

(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

実は鑑賞前に低評価のレビューだけ見ていたのですが、低評価の方々は大体が「映画自体は悪くないけど小説が良すぎる」みたいな内容で、小説で期待しまくった為に映画で満足出来なかった旨の内容でした。

ここまでの絶賛ぶりで分かるように私にとって映画『オデッセイ』は凄く面白かった&みんなに勧めたい映画なので“これ以上おもしろいって凄くない!?”という気持ちです( *´艸`)♪

久しぶりに小説読んでみようと思います(‘ω’)ノ📚

あっ『オデッセイ』主なキャストもメモします

ちょっと名前が覚えられなかったのでメモしときます。

マーク・ワトニー:マット・デイモン(ユーモアたっぷりの植物学者)

メリッサ・ルイス:ジェシカ・キャスティーン(船長)

アニー・モントローズ:クリスティン・ウィグ(広報の金髪の女性)

テディ・サンダース:ジェフ・ダニエルズ(NASAの長官)

リック・マルティネス:マイケル・ペーニャ(操縦していた人)
→彼の表情めっちゃ良かったですよね(´;ω;`)!!!友情!ウォー!

ミッチ・ヘンダーソン:ショーン・ビーン(フライトディレクター)

ベス・ヨハンセン:ケイト・マーラ(IT担当してた人でSUPER NERDの人)

Dr.クリス・ベック:セバスチャン・スタン(なんかイケメンの人)

アレックス・フォーゲル:アクセル・ヘニー(子だくさんの人)

ビンセント・カプーア:キウェテル・イジョフォー(火星探査の責任者の人)

ミンディ・パーク:マッケンジー・ディヴィス(かっこいいオフィスで衛星制御してた美人)

私の大好きな海外ドラマ『コミカレ』などにも登場するドナルド・クローヴァーも出てて地味に嬉しかったですw